短くなってしまったワンピースをリ・デザイン
こんにちは。Due e Dueの井上礼です。
梅雨に入り、温度は低くてもジメジメを感じますね。
先日のポップアップでも人気だったのが
「とにかく涼しい服!」
今年も猛暑が予想されるので、少しでも快適に過ごしたいですね!
さて、最近すっかりご紹介をし損なっている、
お洋服のリ・デザイン。
リ・デザインとは、単なる丈詰め、幅出しだけではなく、
お洋服に何かを付け加えたり、デザイン自体を変えてしまうというもの。
今回承ったリ・デザインはこちらです。
以前、当店でお求め下さった、オーガニックコットンのジャージーワンピース。
サステナブルな素材を使うスペイン、Skunkfunkのワンピースは、真夏にもとても使い勝手がよかったそうです。
ただ、もともとのデザインは今年着るには丈がちょっと短い膝上丈。
こちらをどうにかして、また今年も活用されたい、というご要望でした。
丈のバランスはその年によって全然違ってくるので、
いくら生地が傷んでいなくても、大好きでも、
丈がしっくりこないと今年らしく着こなせません。
そこで、今回は写真のように、裾に6cmほどのジャージー地をつけて、お膝が隠れるお丈にしました。
ワンピース自体にも入っているネイビーとほぼ同じお色を使用。
お袖や裾の脇にもネイビー地を接いだデザインだったため、
おそらくオリジナルを知らなければ、こんなワンピだと思われると思います。
そのくらい違和感なく丈を長くすることができました。
こちらのワンピースに合わせて、スペイン製のサンダルをコーデ♪
丈を長くするには、生地を付け足すことをしますが
ポイントは、どんな生地を使うかということ。
今回のような夏の軽やかな生地には重くならないように、同じ素材で裾だけが目立たないようにします。
逆に、秋冬のお素材だったら、裾もちょっと変わった素材をつけるなど、
あえて裾に視線がいくようなことも考えられます。
お洋服のリ・デザインは、
お客様とご相談をしながら進めて参ります。
もし、眠っているお洋服を蘇らせたいなら、一度ご相談くださいね!