ニットを追求して50年。バルセロナ、Aldo martinsの歩み
こんにちは。Due e Dueの井上礼です。
当店も今年で31周年。その歴史の中で、30以上のヨーロッパブランドとの出会いがあり、今も昔もみなさまへご紹介をし続けて参りました。
バルセロナのニット専門メーカー、Aldo martinsは、そんな中でも今や一番お付き合いが長いブランドとなりました。かれこれ20年ほど、毎シーズンのコレクションをセレクトしています。
そんなAldo martinsはバルセロナの郊外にある、ニットの街、イグアラーダで生まれました。
この地にて丁寧にデザインから製造までをしています。
細やかなニュアンスをきちんと服で表現するため、なるべく近い場所で全工程を仕上げ、厳しくチェックしています。
ファミリービジネスで、現在は2代目のきょうだいが中心となって世界へ発信しています。
スペイン以外ではフランスのパリや、アメリカNYで高い評価を得ているニットたち。
その特徴は非常に手の込んだジャカード編みです。
デザイナーのヌリアさんはとても素朴で真面目なお人柄。
のどかな風景はバルセロナの中心部とは全く違う静けさ。近くの山や川などの自然から、インスピレーションを受けているそうです。
この度、創立50年を記念した特別な展覧会が開かれました!
今までのコレクションを展示しながら、その時その時の新たな挑戦を振り返る展覧会。
歴史は創造性と革新性を併せ持ちますが、最も大切なのはニットへの熱い情熱。
それがひしひしと感じられる服は、まさにアート作品です。
お洋服がどんどん簡素化し、オシャレもカジュアルになるばかりの昨今ですが、
本当に素晴らしいものを身にまとった時の高揚感は、
私たちの日々をカラフルに、パワーをくれるものです。
これからも丁寧な服作りをしているAldo martinsとお仕事をできることが私たちも大変楽しみです。
2025年秋冬のコレクションは只今ポップアップやアトリエでご覧いただけます。
ぜひ、その魅力を実際にご堪能くださいね!