スローファッションブランド ☆Aldomartinsとジャガード
春が近づくにつれ、明るい色や柄もののお洋服が気になりますよね!
柄といえば、まずプリント!
2017年春は花柄がとっても注目を浴びそうです。
そして、もう一つの柄テクニックがジャガード!
バルセロナのニットブランド、Aldomartins(アルドマーチン)は
Due e Dueでも長年愛されているジャガード技術が特徴です。
デザインから縫製までをすべてバルセロナで行っている、ローカルなスローファッションブランドです。
ところで、ジャガードってもともとどのような歴史があるのか、
知らないものですよね!
ジャガードの技術はどんどん進化しましたが、
本当は大変な手間暇がかかるもの。
今日はそんなジャガードの豆知識をご紹介したいと思います♪
1.そもそもジャガードという名前の由来は?
1804年にジャガードさんという方が発明したことにありあます。
そう、ジャガード(Jacquard)は人の名前なんですね。
2.もしかしたらはじめてのコンピューター技術かも?
Photo source: itfashion.com
すごい機械ですね!
はじめのジャガード織りマシーンはこんなものでした。
使われたのは2色の糸。
写真手前に見える、穴の開いた模様表の通りに
ピクセル単位で編んでいく方法で作られました。
だからいつも幾何学模様。
2つの信号であらわされたものが形になるのは、
今のコンピューター技術につながるものなので、
モードの世界がコンピューターの発明した、といわれることもあります。
2017 S/S Aldomartins
今ではジャガードもコンピューターにより柄や色をコントロールできるので、
幾何学模様以外の柄や、多色使いが可能になりました。
技術の進歩とともに、手に入れられやすくはなりましたが、
それでもホンモノを追求しているブランドのジャガードは
やはり発色の美しさではプリントに勝るものがあるし、
格を感じます。
Aldomartinsの新作も間もなく入荷予定。
この春はジャガードにもぜひ注目してみてくださいね!